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『餓狼伝説スペシャル』(がろうでんせつスペシャル)。

1993年に、SNK(現・SNKプレイモア)から発売された、対戦格闘ゲームです。


「ストリートファイター2」の大ヒットをきっかけに始まった「対戦格闘ブーム」。
いちはやく対戦格闘ブームに参加したSNK。
そのSNKがリリースした「餓狼伝説シリーズ」の3作品目にあたります。

前作「餓狼伝説2」に、新たな要素を大幅に追加し、パワーアップ。
操作キャラクターは『餓狼伝説2』の8人に加え、同作ではCPU専用キャラクターであった三闘士（「ビリー・カーン」「アクセル・ホーク」「ローレンス・ブラッド」）、「ヴォルフガング・クラウザー」が操作キャラクターとして使用可能となった。また、初代『餓狼伝説』より「ダック・キング」「タン・フー・ルー」「ギース・ハワード」の3人のキャラクターが加わり、操作キャラクターは合計15名となる。
さらに、隠しキャラクターとして、対CPU戦を全て2ラウンドストレート勝ちで進めて最終ボスのクラウザーを倒すと、『龍虎の拳』シリーズの登場のキャラクターであるリョウ・サカザキが乱入し、対戦することになる。
まさに「餓狼伝説オールスターズ」といった内容に。

操作キャラが増えただけでなく、システム面でも様々な変更が。
なにより「連続技」が成立するようになり、「コンボ」を決める楽しさが増えた。

「対人戦の面白さ」を重点に置いて作成された為か、1人プレイ時のコンピューター(CPU)キャラが極めて強く、クリアするのは難しい。
CPUの「山田十平衛」に泣かされた人も多いのでは。

この「餓狼伝説スペシャル」、今でもかなり根強い人気があり、今でも対戦大会が開催されているほど。
対戦バランスが比較的良く、「シンプルなのに奥深い」のが、その理由だと思います。
もう22年前のゲームなのにここまで長く愛されているゲームも凄いです。

尚、このゲームに登場するキャラクターの「声」にも注目。
「ギース・ハワード」の声を担当されているのは、俳優の『生瀬勝久』さん。
生瀬勝久さんの声の「レイジングストーム！」。シブイです。


そんな名作「餓狼伝説スペシャル」は、オーディンいわき植田店で販売中です。